TT250R Raidちょい乗りインプレ

今年1月に入手した中古のTT250Rレイドは、平日の空き時間が出来た時に小牧の陸運局へナンバーを取りに行った。 お昼過ぎに行ったのだけれど、珍しく混雑してなくて40分程度でナンバーが無事交付された。 その後、天気が悪かったり時間がなかなか取れなかったりで乗る機会が無かったのだけれど、土曜にようやく1時間ほどの空き時間が出来たので自宅近くを30kmほど走った。 久し振りのレイドだけれど、乗り味は随分と違って「えっ、こんなに違うんだ!?」と一寸吃驚だった。(笑) 先ず、初期型に比べてキック・スタートが大幅に楽になった。 初期型の時は、まずハンドル側にあるデコンプレバーを指で押してバルブをリフトさせた状態でキックアームを少しだけ踏み込む。こうする事でシリンダー内の圧縮を少し抜いてキックを軽くするのだ。 寒い時期ならキャブレターのチョークレバーを引いておく。 次にデコンプレバーから手を放してから、キックアームを一気に踏み込んでエンジン始動!という手順になる。 エンジン温間時なら直ぐ掛かるけれど、冷間時だとキック数回ではなかなか掛からず汗だくになる少し手前でようやく掛かるという感じだった。 今回入手した車両はデコンプレバーが欠品なので、まずキャブレターのチョークレバーを引き、次にキックアームを一気に踏み込む。 キック2回であっけなく始動した。 「デコンプレバーが無いから、キックは重いだろうなー」と思っていたのだけれど、「へっ?こんな簡単に掛かっちゃうん??」と思いっ…

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TT250Rレイド

以前から探していたオフロードバイクを、オークションで仕入れた。車体の他に段ボール二つ分のパーツも付属してきた。 画像では奇麗に見えるが、塗装はかなり古びているし、デカール類も色が薄くなったり欠けたりしている。 ヤマハのTT250R Raid(レイド)である。左側リアタイヤ近くのサイドカバーの膨らみは3Lの小物入れで、その中にETC機器が収められている。 ヘッドライトは60/55Wで、オフロードとしては大型だ。 リアトップケース用の黒い取付ベースは前所有者が取り付けた社外品。まだ届いたばかりなので、ナンバーは無い。 この車体は1995年マイナーチェンジ後のモデルで、初代からの大まかな変更点は ・エンジン低速域特性見直し(低速トルク不足を改善、出力スペックは不変) ・ステップ近辺にフレーム塗装の傷みを防ぐアルミプロテクター装着 ・ヘルメットホルダーをピン回転式に変更 の三点である。 ブレーキは、前後共ディスクである。 セロー225のリアと比べると、ディスク径が大きい。 タンクは16Lもあるので、近場の日帰りツーリングなら給油不要。 メータはデジタル表示だが、表示は速度と走行距離だけ。時計も付くのは1996年のマイナーチェンジから。 メーター部右上の小さなLEDは、前所有者が取り付けたETC機器の動作表示。 前所有者は林道走行に使っていたそうだが、エンジン回りは案外奇麗だ。キャブ上部の黒い丸はチョークレバーである。 エンジン前方にあ…

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